MacBook Pro(13-inch, 2012 Mid)のHDDをSSHDに交換してみた
最近やたらめったらMac OS Xが落ちる悲劇が繰り返されるので、HDDを交換してみようかと。
OSはまだYosemiteです(でした)
参考記事はこちら
MacBook Proの内蔵HDDを最新SSDに交換する・リターンズ(2014年春版) (1) ちょっと古いMacBook ProでMavericksを快適に使う | マイナビニュース
こうちかずおのブログ: MacBook Pro 13-inch Mid 2012のメモリと内蔵HDDを交換
まず、備品の用意です。
T6ドライバー(星形になってるもの)
アネックス(ANEX) スーパーフィット精密ヘクスローブドライバー T6×30 No.3543
それからMacの底面のパネルを開けるためのプラスドライバー
アネックス(ANEX) 精密ドライバー プラス00×50 No.3450
それからハードドライブはSSHDにすることにしました。1TB
TOSHIBA MQ02ABD100H 2.5インチ 5400rpm 64MB 1TB SSHD 8GB 並行輸入
そして2.5インチHDDケース
Inateck 2.5インチ HDDケース USB 3.0接続 9.5mm 7mm 2.5" SATA HDD SSDに対応、着脱は工具不要
ではいきますぞー。
MacBookの底面パネルを開ける
静電気対策のため、まずは全裸になります。
そしてプラスドライバーで底面パネルを開けます。ネジの長さが違うので注意。
開けたところ
HDDの上部にストッパが見えますので、そのネジ2本をプラスドライバーで緩めます。完全には外れませんので、緩めるだけ。
シールごと上に引っ張りあげると、HDDの左側にコネクタ部分が接続されているのが見えますので、ゆっくりずらしながら外します。
左側が外したHGST製のHDD。右側がこれから換装する東芝製のSSHDです。
古い方からシールを剥がし(結構ベタベタしていましたが)、新しいほうの大体同じ位置に貼り付けておきます。
そして写真を撮るのを忘れていましたが、HDDの両脇に2本ずつ、ネジがあります。それらをT6ドライバーで外し、新しいSSHDに取り付けます。
SATAケーブルのコネクタを新しいHDDの左側にしっかりと差し込んだら、所定の位置に収めます。
4本のネジはマウンタの役割も果たしていまして、説明しづらいのですが(写真撮っておけばよかった)まず、手前側から溝(というかくぼみ)に差し込こんで、HDDを収める形になります。
最後にストッパを取り付けるのも忘れずに。
古いHDDをケースに入れる
ケースの蓋はスライドさせるだけで開きました。そしてHDDをコネクタに接続、蓋を閉めます。
付属のケーブルを取り付け、USB部をMacに接続しておきます。
リカバリーHDからの起動
ここからちょっとしたトラブルです。
option + 再起動・・・じゃない・・・だと!?
参考にした記事ではoption
を押しながら起動、でMacintosh HDとRecovery HDの両方が画面にでてくるはずなのですが、一つしか出てきませんでした(何故に)
ググってみると、command + R
を押しながらの起動もあるようです。
この機能を呼び出すためには、Mac起動時にoptionキーを押しながら起動し、Recovery HD を選択して起動するか、Mac起動時にcommand Rを押し続けます。
リカバリー領域から起動してインストール Mac OS X...
しかし、そんなこととはつゆ知らず、とりあえず終了するかと思って電源ボタンを押したところ、外付けのほうから起動してしまいました(そらそうだ
まごまごしているうちにディスクユーティリティが勝手に?開いてしまったので、内蔵されている新しいSSHDをまずはフォーマットすることにしました。
ディスクのフォーマット
左サイドに、東芝の1TBのSSHDが見えますので、そちらを選択、「消去」タブからフォーマットは「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」、名前は適当に「Macintosh SHD」とでもしておきました。
ダイアログがでるので、しっかりと確認して「消去」
その後「復元」タブから「ソース」に外付けの旧ドライブ、復元先に内蔵の新ドライブを選択して復元を試みましたが、こんなダイアログが出ました
結局なんとかして再起動のさいにリカバリーHDを表示させるしかないようです。
command + Rで再起動
システムを終了させ、再度挑戦です。「じゃーん」と起動音がなっている間にcommand + R
を押し続けます。
するとどちらか選択できる・・・のではなく復元モードでいきなりOS X ユーティリティが立ち上がります。
(不審人物が映っていますが、気になさらずに)
一番下の「ディスクユーティリティ」を選択します。
(不審人物が(ry)
「復元」タブを選択、左側から直接ドラッグ&ドロップで「ソース」に外付けの旧ディスク、「復元先」に内蔵されている新しいHDを放り込みます。
フォーマットをしていないかたは、先ほど説明したように「消去」タブからディスクのフォーマットを行っておくと良いでしょう。
そして右下の「復元」ボタンを押します。
ダイアログが出ますので、確認して「消去」を押します。
コピーが始まりました。自分の場合約500/750GBということもあってか、結構時間がかかりました。
完了後は・・・どうだったか全く覚えていないのですがorz 外付けの接続を外して再起動させ、確認してみました。
確かiCouldの設定だの、通常のMacのセットアップと変わらなかったような気がします。
ストレージを見てみると、確かに1TBになっています。よかった(はあと
だがしかし
結局交換したあと、いきなりOSが落ちたりしましたw
もうこれは・・・(やっと)El Capitanに上げるしかあるまい・・・。
El Capitanへのアップデート
「 破損したか不正に変更された」だと・・・!?
6GB以上もあるのをやっとこさダウンロードして、いざアップデート・・・しようとしたところ、「このOS X Yosemiteインストール.app アプリケーションを検証できません。ダウンロード中に破損したか不正に変更された可能性があります」というエラーが出ました。
App Storeの「購入済み」からダウンロードしてみてもダメです。
そこでググってみると、どうやらメモリが関係しているよう?です。
【解決!】Mac OSX 10.10 Yosemiteにアップデートできない。ダウンロード中に破損したか不正に変更された可能性?サポートへTELしてみた。 | まなぶろぐ。| デザインオフィススズキ
この方はだいぶ苦労なさったようですが、この記事のコメント3に
アップグレードに成功しました。成功要因はメモリーの交換です。問題なく稼働していたMac mini 2011でしたが、使用していたメモリーはB社の8GB二枚でした。本来16GBをサポートしていないモデルでしたので一枚抜いて8GBにするもダメ。他のWindowsマシンで使っているC社の8GBを一枚入れて起動したらあっけないほど簡単にアップグレードできました。アップグレード後に8GBをもう一枚追加して16GBにしても問題は発生しません。メモリーの仕様にこまかな差があるかは確認していませんが、インストーラーがハードウェアの構成をなんらかの方法で確認しているのは間違いないように思えます。おそらく購入時のメモリーに付け替えればアップグレードができるケースは多いのではないでしょうか?米国のサイトでも何例か報告がありました。
とありまして、私も以前この記事で
hyperneetprogrammer.hatenablog.com
メモリを増設した覚えがありますので、やってみることにしました。
メモリを交換して再度挑戦
1.以前挿していた(MacBookに最初から入っていたエルピーダ製の)4GBのメモリ2枚をもう一度挿す
2.PRAMリセットをやってみる。起動の際にcommand + option + R + P
3.ダウンロードしてあったOS X El Capitanインストーラをいったん削除
4.App Storeを開いて>「購入済み」欄からもう一度ダウンロード(このほうがDLが速かった)
5.インストーラを起動、ウィザードに沿ってインストール
これでやっとEl Capitanに更新できました(なにぶん眠いのと何度も挑戦したので自信がないですが)
最後にもう一度、今回使用したものをリストアップしておきますー。

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